お役立ちコラム
明石市で屋根カバー工法で屋根工事をするといくらかかるか?内容も合わせて具体的に解説します!
こんにちは!
明石市にあるリフォーム専門店のミライズホームです。
本日は屋根カバー工法(重ね葺き)で屋根リフォームをする際の工事の内容や費用について
詳しくご説明させていただきます。
屋根材の選び方のポイント解説はこちら
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屋根葺き替え工事の解説はこちら
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屋根塗装工事の解説はこちら
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外壁メンテナンス・塗装工事の解説はこちら
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外壁塗装工事の基礎知識解説はこちら
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雨漏りでお困りの方は解説はこちら
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屋根工事を安く抑えるポイント解説はこちら
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屋根リフォームのカバー工法(重ね葺き)って何??
カバー工法(重ね葺き)工事は現在葺いてある屋根材の上に重ねて(カバー)葺く工法です。
屋根のメンテナンスとして塗装工事が一般的ではありますが屋根材の劣化が
激しく塗装工事等のメンテナンスでは、不可能な場合などは葺き替え工事や
カバー工法(重ね葺き)工事による屋根リフォーム工事が必要です。
近年ではガルバリウム鋼板を使用したカバー工法(重ね葺き)工事が最もスタンダードな
屋根リフォーム工事になりました。
カバー工法(重ね葺き)は安価であり高い耐久性の得られることが出来ます。
カバー工法(重ね葺き)工事の基礎知識
カバー工法(重ね葺き)工事の出来る屋根材、出来ない屋根材の違い。
カバー工法(重ね葺き)工事は一般的に既存の屋根材がスレート屋根材や
金属系屋根材などの場合のみ施工が出来ます。
スレート屋根
※施工可能
金属系屋根材(瓦棒等)
※施工可能
アスファルトシングル
※施工可能
一方で和瓦屋根材やセメント瓦屋根材などはカバー工法(重ね葺き)工事は出来ません。
葺き替え工事(既存屋根材を捲る必要がある)になります。
和瓦屋根材
※施工不可
セメント瓦屋根材
※施工不可
各屋根材の詳しい解説はこちらをご覧ください
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カバー工法(重ね葺き)工事のメリットとデメリット
カバー工法は(重ね葺き)工事は葺き替え工事に比べて施工が容易のため
屋根専門の職人ではなくても(最近は塗装工事の職人でも施工します)工事が
可能ですのでリフォーム業者さんは簡単にお勧めされますが
必ずお客様がカバー工法(重ね葺き)工事のメリットとデメリットを
把握しておく必要がございます。
3-1屋根リフォームカバー工法(重ね葺き)工事のメリット
1、施工費用が安くおさまる。
カバー工法(重ね葺き)工事は既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて葺く工事になりますので
既存の屋根材の撤去作業費や廃棄処分費用が必要のないため葺き替え工事費用と比べても
約60%とほど安くなります。
2、工期が短く出来る。
カバー工法(重ね葺き)工事は既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて葺く工事になりますので
既存の屋根材の撤去作業が必要ないため工期の短縮が出来ます。
3、断熱性・遮音性・防火性能が向上する。
カバー工法(重ね葺き)は屋根が2重構造となるために屋根材にあたった太陽の熱が屋根裏・室内まで
到達するのを小さくする効果があり、冬場は暖房した熱が外部に逃げてしまうことを
防止してくれる効果があります。
また断熱効果が向上する理由と同じく屋根が2重構造となることで遮音性能も向上します。
特に雨音などの音に対する遮音性が向上します。
また近年よく使用される屋根材はガルバリウム鋼板の裏に「ポリイソシアヌレートフォーム」が
張り付けているために一般的なウレタンフォームに比べ発熱量、発熱速度が小さく難燃性に
優れており安全性も兼ね備えております。
3-2屋根リフォームカバー工法(重ね葺き)工事のデメリット
1、耐震性が低下します。
カバー工法(重ね葺き)工事は既存の屋根材の上に新しい屋根材を被せる工法ですので
2枚の屋根材が家の上に乗るようになります。
必ず屋根全体の総重量は増えますので耐震性は低下します。
※カバー工法(重ね葺き)工事では屋根の総重量が増えますが
和瓦屋根材などからカバー工法などで使用される金属系屋根材への葺き替え工事では
屋根の総重量は減りますので耐震性は向上します。
よく勘違いされる方がおられますので必ず工事するまでに
リフォーム業者さんに確認してください。
2、雨漏りの原因が分かりにくい
カバー工法(重ね葺き)工事は屋根が2重構造となるため、万が一雨漏りが発生した場合は
原因を特定するのに非常に困難となります。
雨漏りした場合の対応としてカバー工法で葺いた屋根材を捲る必要があるために
小さな工事であっても大工事にある場合もあります。
カバー工法(重ね葺き)工事にお勧めの屋根材
4-1 アイジー工業 スーパーガルテクト
スーパーガルテクトはSGL鋼板の金属系屋根材です。
金属建材のトップメーカーであるアイジー工業の代表的な商品です。
10年以上の販売実績もあり他のメーカーの屋根材より断熱材(ポリイソシアヌレートフォーム)が
しっかりと充填されており屋根材の表面には遮熱加工もされておりますので断熱性・遮熱性にも優れた金属系屋根材となります。
製品保証も充実しており赤錆保証20年に加えて穴あき保証は25年保証と非常に安心できる屋根材となります。
施工費用の相場は 約11,000円/㎡が相場となります。
アイジー工業 スーパーガルテクトの詳しい情報はこちらから
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4-2 ニチハ 横暖ルーフシリーズ
ニチハは外壁材の大手メーカーでサイディングの外壁材が有名で実績のある会社になります。
屋根材は20年以上の販売実績のある「横暖ルーフシリーズ」がおすすめです。
特に横暖ルーフαプレミアムSは耐久性に優れたフッ素樹脂の遮熱加工が採用されており
断熱材と一体化されているため遮熱性・断熱性・遮音性が高く保証も充実しているのが特徴です。
※ 保証内容は変色・赤錆保証20年 穴あき保証25年
施工費用の相場は 約12,500円/㎡とやや高めの相場となります。
ニチハ 横暖ルーフの詳しい情報はこちらから
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4-3 LIXIL Tルーフ
LIXIL Tルーフはガルバリウム鋼板と天然石を用いた屋根材です。
LIXILが販売しております。
ガルバリウム鋼板に天然石を吹き付けることにより耐久性を上げており
金属系屋根材の中でも特に遮音性に優れております。
またデザインのバリエーションが多く美観的にも優れているのも特徴です。
ただし断熱材が一体化している金属系屋根材に比べて断熱性には劣ります。
保証内容は美観保証10年 基材30年保証と充実しております。
施工費用の相場は 約13000円/㎡と高めの相場となります。
LIXIL Tルーフの詳しい情報はこちらから
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屋根カバー工法の施工手順のご説明
5-1仮設足場組作業
屋根工事は高所での作業となりますので必ず仮設足場が必要です。
安全第一での作業を作業を行うことが鉄則です。
養生シートを張ることで材料や道具の飛散防止になります。
スレート屋根のコケや藻の付着が酷い場合は
高圧洗浄でコケや藻を洗い流します。
5-2棟板金・貫板の撤去作業
スレート屋根のカバー工法の場合は
棟板金・貫板の撤去作業が必要となります。
棟板金は屋根の頂部に取り付けてある板金で
釘で固定していることが多いです。
棟板金の下地の木が貫板になり、それらを全て撤去します。
5-3軒先唐草板金取り付け・防水シート張り
次にの軒先の唐草板金を取り付けします。
軒先唐草板金を設置後は防水シート(ルーフィング)を張ります。
防水シート(ルーフィング)の重なりは必ず決められた手順で、
決められた重ね幅を守る必要があります。
また施工中に破れた箇所などが無いかも、チェックが必要です。
5-4屋根材葺き
防水シートが貼り終わると屋根材を葺いていきますが
切妻屋根など袖のある屋根形状では、ケラバ板金と呼ばれる
袖の役物部材を取り付けます。
谷がある場合も、先に谷の板金を取り付けます。
それぞれの作業が終われば屋根材を順に葺いていきます。
5-5貫板・棟板金取り付け
屋根材が葺き終わると、最後に屋根頂部の棟板金の取付です。
まず、棟板金を取り付けるための貫板を打ち付けますが
貫板の取付後は必ず防水処理が必要です。
防水処理の済んだ貫板に、棟板金を錆びないステンレスの
ビスで固定していきます。
5-6シーリング仕上げ・完成
上記で取り付けた棟板金の接合部や屋根材と板金の隙間などに
シーリング仕上げします。
この時に水の抜ける隙間にはシーリングは絶対にしては駄目です。
シーリングの仕上げが終われば完成となります。
最後に、しっかりと不備がないか、最終チェックもお忘れなく。
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明石市で屋根カバー工法(重ね葺き)工事を行うならミライズホームで
今回はカバー工法(重ね葺き)工事をご検討中の方へご参考にしていただける
解説をさせていただきました。
カバー工法(重ね葺き)工事はリフォーム業者にとっても、お得な工事ですのでメリットだけを
説明してデメリットの部分やほかの施工方法の説明もなく積極的に勧めてくるような
リフォーム業者には注意していただき、カバー工法(重ね葺き)工事が本当にお客様のニーズに
マッチしているのか慎重に、ご検討されることをお勧めいたします。
最後までご覧いただき有難うございました。
明石市・加古川市・神戸市・姫路市・高砂市で屋根リフォーム工事を
ご検討中の方は是非お気軽にミライズホームにご相談下さい。
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