お役立ちコラム
明石市で外壁塗装をお考えの方へ!見積り前に知っておきたい基礎知識(費用、相場など)
こんにちは!
明石市にあるリフォーム専門店のミライズホームです。
さて、今日は外壁塗装をお考えの方に、おすすめの外壁塗装や失敗しない業者選び、
塗料の選び方など、見積りを取る前に知っておくと得する情報をご紹介していきます。
見積りをとってみたが、専門用語ばかりでわかりづらいや、
塗料も種類がたくさんありすぎて、どれを選んで正解なのかわからないなど
お悩みの方は是非参考にしていただければと思います。
それでは、順番に解説していきます。
屋根塗装工事の解説はこちら
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外壁塗装は本当に必要?
それでは、外壁塗装が必要である理由をご説明してまいります。
外壁は10年も経過するとひび割れや色褪せ、コケやほこりなどが
付着し古びた外観になってしまいます。
でも安心してください。外壁塗装の専用塗料を使って塗装すれば、新築時のような
美しい外観に生まれ変わらせる事ができます。
また、全く違う色や柄が付いた塗料などで塗ることによって気分転換ができるのも
外壁塗装をする楽しみの1つですね。
外壁塗装が必要な理由は気分転換する事ではなく、経年劣化し、ひび割れなどを補修し雨水など侵入
しないようにすることでお家を長持ちさせる事が大事でそのままにしておくと、
木造住宅の場合シロアリ被害がでたり、構造に重要な柱などを痛めてしまっては
修理する費用が高くついてしまいがちです。
この事から、少なくとも10年~15年で外壁塗装をする必要があります。
ミライズホームではおすすめの外壁塗装のタイミングは築13年と考えております。
ご相談、お問い合わせはお気軽に➡️https://www.miraiz-home.com/contact
外壁の種類
次に、外壁の種類などご説明していきます。
外壁にはいろんな材質のものがあり、外壁塗装をするときも材質に合った塗料選びが
必要になってきます。
1 モルタル壁
住宅の外壁に使われる素材にモルタルがあります。モルタルとは砂、水、セメントを
混ぜた物になります。外壁だけではなく内壁、土間などに塗って仕上げていきます。
このモルタルの上に塗装でいろんなタイプの壁に仕上げていきます
スタッコ壁
スタッコ材という吹付で仕上げる工法で表面の凹凸がかなりできます。
外壁塗装をする場合塗料が1.5倍多く必要になります。
リシン壁
リシン壁はモルタルの上から砂状のような塗料を吹き付けていきます。
ざらざらとした感じで、こちらの壁の上から外壁塗装をする場合も
ときに、塗料が1.5倍多く必要になる場合もあります。
吹付タイル壁
こちらの塗料もタイル材を吹き付けていきます。
凹凸を作り陶器調に仕上がります。
左官壁
この塗料は左官をするときに使うこてなどを使い仕上げていきます。
2窯業系サイディング
現在、新しく建つお家などに多く使われているのが窯業(ようぎょう)系
サイディングボードになります。
こちらの外壁材はモルタル壁と比べて簡易施工で大幅に工期を短くでき費用を安く
抑えることができます。その他にデザインが豊富で重さもモルタル壁に比べると
半分程度になります。そのため建物への負荷も減らせます。
こちらのサイディングボードには目地がたくさんあるため外壁塗装をする前に
目地(コーキング)を打ち替える必要があるため、モルタル壁に塗装する時よりも費用が
多くかかってしまいます。
この窯業系サイディングボードには厚みが数種類あり昔は12㎜のボードが多くありましたが、
年数が経過すると反りや割れが出て塗装ができない状態になっていることがあります。
施工方法も直貼り工法だったり通気工法などありますので、外壁塗装をする前の
調査はしっかりする必要があります。
直貼り工法で外壁の中に通気層がない状態で塗装すると湿気などが外にでようとし、
塗膜が膨れてしまう事がありますので、使う塗料を間違えないようにする事が大事です。
こちらの写真はサイディングの中の写真になります。割れた場所から長年にわたり
雨水が侵入して壁の合板が腐食しています。
普段は隠れている場所になりますので、少しおかしいかな?と思ったら外壁の
点検をおすすめします。
3金属サイディング
窯業系サイディングの次に多くなってきているのが、ガルバリウム鋼板などで成型している
金属系サイディングです。
ガルバリウム鋼板は錆に強く、裏側に断熱材が挟んであるため外断熱効果があります。
表面の焼き付け塗装で長く外観の美しさを保てますが、こちらもメンテナンスが必要になります。
窯業系サイディングボードと比べてコーキングが少なくすむので
外壁のメンテナンス費用も窯業系サイディングボードよりは安く抑えることができます。
4 ALC(軽量気泡コンクリート)
ALCの主成分は生石灰、セメント、珪石が主原料で住宅だけではなく、倉庫、
ショッピングセンターなどでよく使われている材料です。
こちらの外壁は耐久性が高く耐用年数は45年~50年ほどあるといわれています。
その他にも断熱性が高い、耐火性に優れているなど、メリットはたくさんありますが、
つなぎ目が多くコーキングがかなりたくさん必要です。あと防水性が低く
内部の気泡部分に水を吸い込んでしまうとひび割れがでたり修復が
難しくなる場合がありますので、メンテナンスは欠かせません。一度雨漏りすると大変です。
外壁塗装の費用も他の外壁に比べて割高にる傾向にあります。
おすすめの外壁塗装 塗料編
ここまでは、外壁の種類について説明してきましたが、ここからは
外壁塗装工事においてもう一つ大事な塗料についてご説明させていただきます。
こちらで紹介した外壁も下塗り材から仕上げ材など外壁の応じた塗料が必要です。
たとえばALCパネルの場合防水塗料が適しているなど様々な用途に応じた塗料選びをしましょう。
グレード別、機能塗料などを説明していきます。
グレードとは、一般的に長持ちする順番で分けていることが多いと思われます。
耐久年数5年~8年 アクリル塗料
アクリル塗料とはアクリル樹脂が主成分で開発、製造が始まってから約70年ほど経っています。
価格は安く抑える事ができますが、ウレタンやシリコンが出始めてからは
需要が少なくなっております。とにかく安く外壁塗装をしたいという方にはおすすめします。
耐久年数8年~10年 ウレタン塗料
ウレタンとは外壁や車、家具などに使われている塗料になります。
近年の主流はアクリルウレタン樹脂塗料で耐久性も高く価格もリーズナブルなので
人気の塗料になります。ただし最近はシリコン塗料が出てきてからは、
外壁にウレタン塗装をすることが少なくなってきました。
ウレタン塗料には、水性、油性の2種類に分けられ、水性は費用が安い、臭いが少ない、
耐久性が低いなどの特徴があります。
油性においては、耐久性が高い、臭いが強い、費用が少し高いなどの特徴があります。
その他に1液型、2液型にも分けられ、こちらも用途に応じて使い分ける必要があります。
雨樋や庇・木部などはウレタンの2液型を使う事が多いです。
日本ペイント ファインウレタン こちらがよく使われているニッペのウレタン塗料になります。
耐久年数10年~12年 シリコン塗料
シリコン塗料は塗料に含まれる樹脂の主成分がシリコンです。シリコン塗料も大きく分けて
水性、油性、1液性、2液性などがあります。
シリコン塗料は何といっても耐久性、対候性、耐熱性、防汚性に優れていて外壁塗装で使用
するにはメリットがたくさんあると思われます。
ただし、ウレタン塗料に比べると少し費用が高くなるというデメリットもあります。
それと重要なのがシリコン樹脂の含有率です。
シリコンといっても3パーセントほどしか含まれていなくてもシリコン塗料というので、
詳しくわかっていないと、折角外壁塗装したのに、10年もしないうちに
薄くなってきたなど、失敗する恐れがあります。シリコン含有率が40パーセント以上
あるものを選んでいれば問題はないと思われます。
日本ペイント 水性シリコンセラ コスパは断然1番
ラジカル塗料10年~15年
ラジカル塗料とは塗膜の劣化原因のラジカル発生を制御する酸化チタンと光安定剤が
含まれている塗料の事を言います。
外壁の劣化症状はチョーキングという手で触ると白い粉がつく症状があります。
ラジカル塗料ではチョーキングが出ないようにラジカル制御チタンと
光安定剤が働きかけてくれます。今、最も使われている人気ナンバー1の塗料になります。
日本ペイント パーフェクトトップ 今1番人気の塗料です
ミライズホームでは外壁塗装のおすすめの塗料としてニッペのパーフェクトトップがいいと思って
使用する事が多いですね!
日本ーペイント→https://www.nipponpaint.co.jp/products/building/175/
フッ素塗料12年~18年
フッ素塗料とはフッ素樹脂を配合した塗料になります。高価な塗料ですが優れた耐久性や
対候性をもっているのでいろんな建物での塗装に使われています。
フッ素塗料の最大のメリットは塗り替えをする頻度を少なくできるので建物の
ライフサイクルコストを削減できます。長い目で見たときにかなりの節約なると思われます。
その他にも藻やカビなどが付きにくい、光沢が長持ちする、雨と一緒に汚れを
落としてくれるなどのメリットがたくさんあります。
デメリットは普通のシリコンやラジカル塗料に比べて約1.6倍ほど費用がかかる。
塗膜が硬く弾力性がないのでひび割れが入りやすいなどがあげられます。
特にサイディングボードのつなぎ目のコーキングの上に塗るとひび割れが目立ちます。
日本ペイント ファイン4Fセラミック 長い目でみると断然お得!
無機塗料15年~20年
無機塗料とは、セラミックやケイ素などの無機物が主成分になる塗料になります。
すごく耐久性が高く他の塗料と比べても長持ちするといわれています。
わかりやすくいうと、無機物は石やガラスなど長年紫外線や雨にあたっても劣化が
しにくいというものです。
ただし、無機物を直接壁に塗ることはあできませんので、有機樹脂などを混ぜた物を外壁塗装
などに使用します。
こちらの無機塗料もフッ素塗料と同じように、費用がかなり高くなり、塗膜も硬いため
ひび割れが起きやすくなっています。
耐久性や防汚性などはシリコンやラジカル塗料と比較しても断然長持ちする塗料となっています。
日本ペイント パーフェクトセラミックトップ いつまでも綺麗を保つ
今回ご紹介させていただいたお話はおすすめの外壁塗装について、ほんの少し説明
させていただきましたが、
まだまだ色んなお話をどんどん発信していきますので、お役に立てて
いただければと思います。
おすすめの外壁塗装 職人編
それでは、最後に最も重要な職人についてお話しします。
外壁塗装において、どんなに高価な塗料を使っても施工する人によっては仕上がりも
悪くなる事もありますし、20年持ちます!と言われて高額な費用を払ってお願いしたのに、
4年目で剥がれてきた!など後悔してしまう事もよく聞く話です。
工事が終わってみて初めてわかる事がほとんどなので、リスクを少なくするために色んな角度から
考える必要があります。
ミライズホームが考えるおすすめの外壁塗装職人は何と言っても人柄だと考えます。
挨拶や現場の清掃、喫煙は車内で、など当たり前の事なんですが、当たり前のことができない職人
も少なくはありません。
ミライズホームでは工事に入る前に職人の紹介から始まり、工事工程写真の提出、
使用した塗料の写真、引き渡し前の検査、手直しなど、最後まで責任を持ち完工するように
職人には徹底しております。
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